埼玉県生活協同組合連合会

会員生協のよびかけにより、
ヒバクシャ国際署名に約17万3千筆が寄せられました

「後世の人びとが生き地獄を体験しないように、生きているうちに何としても核兵器のない世界を実現したい」、そのような想いから、被爆者たちが2016年4月から始めた「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名(以下、ヒバクシャ国際署名)」は、2020年に開催される国連総会への提出を目標に取り組まれてきました。埼玉県では2017年3月に「ヒバクシャ国際署名埼玉連絡会」が結成され、県内団体と一緒に埼玉県生協連の会員生協も取り組みを進めてきました。

今回、10月国連総会に向けた署名筆数確認が行われ、署名開始から4年6か月で会員生協にお寄せいただいた署名筆数の合計が約17万3千筆となりました。「ヒバクシャ国際署名埼玉連絡会」全体では約53万筆をお寄せいただきました。

こうした中、10月24日に核兵器禁止条約の批准国が50か国となり、2021年1月22日に条約が発効することになり、核兵器のない世界の実現に向けた貴重な一歩となりました。

なお、ヒバクシャ国際署名は、署名の最終提出を条約が発効する1月下旬に変更し、引き続き署名を継続することになりました。

※筆数は、4年6か月の間に各団体へ寄せられた総筆数です。