埼玉県生活協同組合連合会

介護保険をテーマに、役職員研修会を開催しました

7月20日(木)、介護保険について、制度の成り立ちから現在に至る状況の変化、2024年改定を含めた今後の方向性、制度の当事者として考えなければならないことを中心に、村城正さん(一般社団法人全国コープ福祉事業連帯機構代表理事)を講師にお迎えし、学びました。また、後半では医療生協さいたまが県内で展開している介護保険事業、小規模多機能施設での実践を報告いただきました。埼玉会館会議室およびZoomによるオンラインで、会員生協7生協47人が参加しました。

1.講演「みんなが当事者です 介護保険の改定 
      ~現状を知ること、いま考えるべきこと、できること~」 
    講師:(一社)全国コープ福祉事業連帯機構代表理事 村城 正 さん

2.埼玉県内での実践報告「医療生協さいたまの目指すべき姿 ~小規模多機能の実践を通じて~
    報告:医療生協さいたま小規模多機能型
       居宅介護くまここ管理者 飯塚 雄大 さん

参加者からは、「今の不安材料しかない人口減少社会と共に訪れる超高齢社会に対して、できることは地域の中で連携し合い、活かしあい、共に支え合うことの大切さを身に沁みて感じました」『「地域密着型サービス」や「地域包括ケアシステム」の実現に向けて、村城さんがおっしゃる「日常生活圏域」として歩いて行ける範囲で助けを呼べることが大切だと思います。小学校区あるいは最低でも中学校区単位で、ケネサービスの様々な事業所が多重層的にネットワーク化しているような社会をめざす必要があるのではと感じました。』などの感想が寄せられました。

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