埼玉県委託事業 県内消費者団体地区別研修会①「安心してくらし続けるために ~人生100年時代、どう生きる~」を開催しました

2023年11月13日(月)10時30分より、県内消費者団体地区別研修会①を、上尾東武ホテルコミュニティホールで開催し、会場14人・オンライン12人計26人が参加しました。

参加:10団体26人(埼玉県地域婦人会連合会、埼玉県生活協同組合連合会、幸手市くらしの会、めぬまくらしの会、コープみらい、生活クラブ生協、医療生協さいたま、埼玉消費者被害をなくす会、さいたま市消費者団体連絡会、埼玉県消費者団体連絡会、一般)

講師:NPO法人助け合い村 理事長 高野 保 さん

講師の高野さんから、NPO法人助け合い村の事業について、超高齢化社会の中で必要とされるサービスとして紹介いただきました。次に、次に、主に高齢女性の状況、貧困化の要因について詳しくお話しいただきました。単身高齢女性の2人に1人は相対的貧困であること、その背景には、税金や社会保障の変化があり、年々厳しい状況になっていることがわかりました。そんな中で、老後のくらしについて考えておくことが大切であり、遺言書を作成しておく、預金の名義や自宅に固執しない、車の所持について考える、働けるうちは働く、医療費・介護費がかからないよう健康的に生活するなど、考えておきましょうとよびかけられました。いざというときには生活保護を申請するということについても触れられました。
参加者からは「65歳以上の生活費の収支について、多くの方に聞いてほしいお話だと思いました。社会保障制度の改正や公的年金についてアンテナを高くし、必要となった 時に正しい選択ができるように情報収集しておくことが大切だと分かりました」「生活弱者に寄り添うお話が大変勉強になりました」などの声が寄せられました。



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