埼玉県生活協同組合連合会

埼玉県補助事業 助け合い活動交流会を開催しました

2023年12月18日、埼玉会館会議室を会場に、4生協(コープみらい・パルシステム埼玉・生活クラブ生協・医療生協さいたま)および事務局58人が参加し、交流しました。

 はじめに、埼玉県生協連吉川尚彦会長理事より、単身高齢者の急増などにより助け合い活動のニーズはますます高まっていくが、一方で担い手問題もあり、この先5年、10年、何を考え、どう行動するか、地域でくらしをどう支えていくのか、考える機会にしましょうと述べました。

 講師のNPO法人バディチーム代表の岡田妙子さんから、都内で子育てが大変になっている家庭や里親家庭を訪問して、保育や家事、送迎、学習支援等を行って、親子に寄り添う活動について報告いただきました。

活動する支援者については、子育てパートナーと地域の支援者で、性別・年齢・経験・資格の有無を問わず協力されているとのことでした。また、子育て支援の取り組みにも官・民・地域住民の連携体制が必要だが、現状は地域格差が大きく、先駆的、先進的な自治体の取り組み事例を自治体間で共有する仕組みが必要であると話され、最後に、支援者・子育てパートナーへの登録などについてよびかけられました。

 次に、各生協から、パルシステム埼玉「いきいきネットワークについて」、医療生協さいたま「くらしサポーターについて」、生活クラブ生協「越谷ブロックでの取り組み」、コープみらい「くらしのたすけあいの会の活動とさいたま市の子育て支援事業について」、それぞれの活動のしくみや直近の特徴的な活動について報告がありました。


 その後、助け合い活動に関わる人と組合員活動に関わる人と一緒に9つのグループに分かれて、「バディチームの取り組みについての感想」「それぞれの活動報告に対する質問」「もっと聞いてみたいこと、今後の連携など」をテーマに交流しました。

活動のご紹介