第61回埼玉県消費者大会実行委員会と埼玉県との懇談会を開催しました

2025年11月27日(木)、埼玉会館会議室にて、第61回埼玉県消費者大会で確認された埼玉県への要請書について、実行委員会と埼玉県との懇談会が開催されました。実行委員会から12団体21人、埼玉県から18人が出席しました。懇談では、要請書のうち15項目について、県の担当部局より回答で回答があり、それを受けて要請項目の理解を深める発言や質疑応答を行いました。

はじめに、埼玉県県民生活部消費生活課課長築地良和さんよりごあいさついただきました。次に、高田美恵子実行委員長から、大会には堀光敦史副知事にご臨席いただき、無事に大会が開催できたことへのお礼と、3月から実行委員会を重ねて要請を検討し今日を迎えたこと、持続可能な社会づくりをともに進めていきたいと述べました。

要請書にもとづき、担当部局から次の項目について回答されました。
① ジェンダー平等、多様性が尊重される社会の実現に関して
選択的夫婦別姓の法制化/審議委員等ジェンダーを意識した推薦
② 消費者行政の充実に関して
消費者団体研修会の継続/自治体と消費者被害防止サポーターの連携強化/高齢者の見守りネットワーク参加事業者への消費者被害防止につながる講習
③ 食の安全・安心に関して
サプリメント形状食品について早急な法整備を求める/サプリメント形状食品の過剰摂取防止のための注意喚起、消費者教育など/有機農産物の学校給食への活用など/埼玉県に適した小麦粉の育成など
④ 県民のくらしへの安心に関して
医療機関の経営調査実施と報酬改定要望/介護人材確保のための臨時的報酬改定要望/ケアマネージャーの処遇改善要望と対策/県における避難所の国際基準の実現度調査と対策/在宅避難に関する情報強化と支援内容周知/高齢者・障害者の再エネ機器購入に対する補助強化

県からの回答の後、質疑応答をおこないました。

第61回埼玉県消費者大会実行委員会による埼玉県への要請書はこちら

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