埼玉県生協ネットワーク協議会2013年度第2回協議会報告
 
【日     時】
10月29日(火)10:30~14:00
【場     所】
コーププラザ浦和3階会議室
【出 席 者】
31名

【内     容】

1.新しい食品表示法についての学習会を行うにあたって、生協ネットワーク協議会 滝澤玲子会長より「新「食品表示法」の今後が議論されています。表示について様々な学習をされていると思いますが、あらためてこれまでをお聞きし今後の取組に生かしていきましょう。」と挨拶がありました。

2.学習会 「食品表示法について」

日本生協連安全政策推進室の井之上 仁さんを講師に、食品表示法についてお話しいただきました。井之上さんは、食品表示の現在とこれまでの経緯、新食品表示制度のこれからについて、現在議論されていること、日本生協連の取り組みを紹介され、事前に寄せられた質問への回答を含めて説明いただきました。まとめとして「表示は、食の安全の信頼、消費者が食品を選択するためにあるものです。今後の制度のなかで表示方法の指針など難しい内容ですが、意見をだしていくためには正しい食に対する知識も大切で情報の理解につながります。」とお話しをいただきました。参考としてコープこうべの自社工場の取組もご紹介いただきました。

〔質疑応答〕

Q:トランス脂肪酸の表示はどうなりますか?

A:トランス脂肪酸を含め、何を表示するのかこれから議論されることになります。

Q:納豆で「国産大豆使用」の表示は何%の国産大豆使用でそう表示できますか?

A:特色のあることを示す用語で他との差別化を図るものについては使用100%である場合に限り表示できます。

3.各生協の活動交流

運営委員より、コープみらい、パルシステム埼玉、医療生協さいたま、さいたま住宅生協、勤労者生協の活動紹介を行い、福島の情報として福島土壌くらぶについて等の報告と、各テーブルで交流を行いました。

おすすめ商品の紹介は、産直たまごのスープ、ツナ缶、フェアトレードコーヒー、クッキー、チョコレートがありました。

4.報   告

10月10日に開催された第49回埼玉県消費者大会の報告を行いました。当日、「食」の分科会を生協ネットワーク協議会が担当しました。

【感 想】

  • 国は、新しい表示についてきめ細かく懸命に取り組んでいるようで安心しました。
  • 慎重な話し合いが持たれていることがわかり参考になりました。
  • 小さなお子さんもお年寄りの方でも見やすく解りやすい表示になればと思います。
  • 消費者教育が必要だと感じました。表示施行後も学習会ができるといいです。
  • 他生協の活動がわかり、参考になりました。