新たに、広く地域でつながりあうために
 

埼玉県生協ネットワーク協議会

会長 滝澤玲子

 

新年明けましておめでとうございます。

 昨年も埼玉県生活協同組合連合会、会員生協の皆様、消費者団体の皆様に、ご協力とご支援をいただきましたことに深く感謝申し上げますとともに謹んで新春のお慶びを申し上げます。

 私たち、生協の組合員は、生協の理念、生協の社会的役割等を、日頃の組合員の取り組み、活動を通して知っていただき、地域とつながり、さらに広げていくことを大切に、事業とともに活動をさせていただいています。

 ネットワーク協議会は、2002年に、それまでの埼玉県女性協議会の活動を、より広く組合員が参加できるようにと検討され、6生協から推薦された組合員(理事や地域の活動を担う組合員)が集まり、あらたにスタートいたしました。

 これまでの活動を振り返りますと、県内には様々な生協があり、事業の内容、取り組みに違いはあっても、目指すものは同じであることを知る機会であり、単協をこえての連帯、共同の取り組みを交流と学習をするなかで考えてまいりました。地域の団体とはJA埼玉県女性組織協議会をはじめ県内生産者、他団体との交流や活動への参加の機会もいただきました。婦人団体等へ委員として参画もさせていただいています。行政との関係では国や県政へ消費者として知る権利、意見を発信する権利を要に、現在ある制度仕組みを学習し、さらによい制度仕組みへと要望する等、審議会委員や懇談会へ参画し務めてまいりました。このような年々の活動は、私たち組合員にとって地域のなかで学びあえる場としてとても貴重であり、あわせて生協を周知していくための一助を担ってきたと思っております。

 今、協議会のスタートから14年目となり、県生協連と会員生協のご協力、活動を支えていただいたすべての方々に、あらためて心から感謝申し上げます。2015年は、これまでの協議会の成果をふまえて、組合員相互の連帯、そのための活動や集まりの形を新たに考えていきたいと思っております。恒久平和、くらしの安心を願い、命、人権がなによりも重いものであることを大切に活動してまいります。

 本年もご指導とご協力、ご支援をお願い申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。