2020年度関東農政局との意見交換会を開催しました

 10月30日(金)、関東農政局と埼玉県消費者団体との意見交換会が、さいたま新都心合同庁舎で、ゲノム編集食品をテーマに開催されました。

出席者:
関東農政局消費・安全部消費生活課 5人、10消費者団体25人(県婦連、新婦人、公団住宅自治協、埼玉母親、さいたま市消団連、埼玉県生協連、コープみらい、パルシステム埼玉、生活クラブ生協、埼玉消団連)
説明者:
農林水産省消費安全局農産安全管理課審査官、厚生労働省医薬・生活衛生局食品基準審査課、消費者庁食品表示企画課

 関東農政局消費・安全部消費生活課長山下浩一さんの挨拶の後、①ゲノム編集技術を利用して得られた生物に係る取扱方針を受けた農林水産省の対応について、ゲノム編集技術の基礎知識を含めて説明いただきました。次に、②ゲノム編集技術を利用して得られた食品等の食品衛生上の取り扱いについて、「新しいバイオテクノロジーで作られた食品について」パンフレットを使いながら説明されました。さらに、③ゲノム編集技術応用食品の表示の考え方について説明いただきました。

 3人からの説明後、消費者団体からゲノム編集食品について表示することへの要望などを含めて、活発に質問や意見が出され、それぞれ丁寧にお答えいただきました。

 最後に、埼玉県消費者団体連絡会代表幹事の吉川より、3月に新型コロナウイルス感染拡大のために開催目前に延期となった意見交換会が本日開催できたことのお礼と、今後は消費者団体だけでなく、事業者も含めたリスクコミュニケーションを積み重ねていくことを要望して、会を終了しました。